古民家のリフォーム・リノベーションとは
古い日本家屋には現代的な家にはない、趣や雰囲気があります。そういった古民家ならではの佇まいを活かしながら、住まう人が暮らしやすい家につくり直すことが古民家リノベーションです。一般的に、明確な定義はありませんが、1950年以前に建築された建物を旧家・古民家と呼んでいます。(株)大工の緒方では、これまで様々な古民家のリフォーム・リノベーションに携わってきました。
古民家のリフォーム・リノベーションの魅力とは?
古民家のリフォーム・リノベーションでは、古民家ならではの独特の色みや質感、土間や縁側などの空間が醸し出す雰囲気を活かした家を作り出すことが出来ます。柱や梁など、元々の素材が露出していることが多いので、それらをそのまま活かすような、間取りや内装の仕上げをすることが多いです。年月を経ることで生まれた素材や建物の味わいというものは、一から生み出せるものではないので、その建物自体の魅力を引き出して、新築では出せないような古民家ならではの味わいを活かせるというのが、古民家リフォーム・リノベーションの最大の魅力といえます。

唯一無二のデザイン性
家のデザインにも流行り廃りがありますが、古民家には流行にとらわれない普遍的な魅力があります。新しいものは当然古くなり、トレンドを求めると、いずれ流行遅れになります。
古民家はもともと古いものなので、流行に左右されるということがありません。古さの中に普遍的な魅力がある古民家リフォーム・リノベーションは流行に左右されないという良さがあります。

快適な住み心地が得られます
古民家は古さの中に魅力がありますが、住まいである限り、やはり住みやすさは妥協出来ませんよね。現代の暮らしに合った設備への刷新や断熱性・耐震性の補強、ライフスタイルに合った間取りへの変更などを行うことで、住まいの機能性を上げることができます。
古民家リフォーム・リノベーションでは、見た目は新築にはない趣を残しつつ、使い勝手の面では、現代風の快適な住み心地を得ることができます。

税金面でお得に!
固定資産税の税額は、築年数により左右されるため、築年数の古い古民家をリフォーム・リノベーションする場合、新築に建て替えるよりは固定資産税を抑えることが可能となります。
古民家は建物の資産価値がそもそも下がっている状態です。古民家のリフォーム・リノベーションで建物の資産価値が上がったとみなされても、新築で同じ規模のものつくるよりは、税金を軽減できるというメリットもあります。

古材の魅力、再発見しませんか?
古材とは、主に昭和25年(1950年)以前に建てられた木造軸組工法で建てられた建築物を解体した際に取り出された材木のことを言います。
長い年月を経て乾燥し、強度が安定している古材は木材の模様、色味、風味が少しずつ違うため深みを演出しヴィンテージとしての価値を持つようにもなり、唯一無二の素材として人気を集めています。
ただし、既存状態で古材鑑定を行い循環型解体したのち資格者が適応可能な古材を見極め特殊機械を使用し選別した古材のみ再利用可能となります。
古材はリサイクル法において「産業廃棄物」として取り扱われ決められた処分をせずに売買することはできません。
売買するにあたって古材卸売業(古民家鑑定士・古材鑑定士・古物商許可証)が必要になります。
大工の緒方には売買ができる資格取得者が在籍している為、他の建築家には取り扱えない古材での新築・移築・リノベーション等での新材にはない特別な魅力を演出する事ができます。
その表情はまさに「時を重ねた美しさ」
近年では、こうした古材を活かした家づくりや店舗づくりが注目されており、空間に温かみや落ち着きを演出する素材として選ばれることが増えています。

